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“I’m almost furniture here.”

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以前勤めていた大学では、在日大使館から大使や大使館職員の方々が来学することがありました。
来訪目的は、学長や副学長への表敬訪問だったり、学生への講演をすることだったりでした。

事前に大使館と訪問の調整をしたり来訪当日のご案内を私がすることもあったので、私も大使館の方々にお会いするチャンスがありました。

大使館の方々は、やはり国によって特徴があるように思います。

大使館の方々はその国の代表ですので、間違いなくお偉い方々です。
なのでそのとおり威厳のある態度をとる方もいらっしゃいますし、その一方、フレンドリーで気軽に話しかけてくれる方もいます。

アフリカの国の大使館の方々は、まずフレンドリーという印象。
冗談を言って、笑わせてくれます。アフリカの特徴的な鮮やかなカラーの服装もいいですね。
アフリカのどこどこの大使が来ると聞くと、当日までとても楽しみです。

その日も、アフリカのある国の在日大使館から大使ご一行が来学されました。
うちの大学を訪問するのはもう4、5回めと大使はおっしゃい、そのあとこう続けました。

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“I’m almost furniture here”.

UnsplashDan Cookが撮影した写真

“I’m almost furniture here”.
(参考訳)私はもうこの大学の家具みたいなものですよ。

さずがにこれには吹いた。
家具みたいにここにずっといるようなもんだって?!
そこまで言う?!

この話、何かと誰かを見つけては「この間、あの大使がこんなこと言ったんだよ!」とおしえて笑い、しばらくはこのネタで楽しみました。

大使館職員は国の代表。こんな感じで国の印象を決めてしまいます。
ユーモアは相手に間違いなく良い印象を与えます。
外交は個人と個人の関係づくりから始まって、最後には国レベルまで広がるものだなと思うと、アフリカの大使はどの国よりも良い役割を担っているだろうと思うのです。

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