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” I’m grateful for Nikkei. “

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自分の世界観を変えたパラグアイの方の一言。今日はそれを紹介しますね。

目次

パラグアイってどんな国?

パラグアイは、南アメリカにある国で、ブラジルとアルゼンチンの間に位置しています。母国語はスペイン語です。

日本との関係

第2次世界大戦前から日本政府はパラグアイに国民の移住を進めていました。当時の日本は、景気が悪く仕事がない状況でした。特に、沖縄では深刻な状況でした。

そんな背景があり、日本政府がブラジルをはじめ南米への計画移住を進めていたのです。

パラグアイ人の彼女が語る日系人

パラグアイのその彼女は、パラグアイにある小さな大学を設立した学長でした。学長と言えば日本では定年間近の60歳代の教授が務めるとが多いのですが、その彼女は若干40代でした。

彼女の地域にも日系人が住んでいるそうで、彼女が言うには、日系人はとても働き者。そして、大豆の栽培などの農業の技術をパラグアイにもたらしたそうです。

そして、彼女はこういいました。

“I’m grateful for Nikkei.”

“I’m grateful for Nikkei.
They came all the way to Paraguay and brought the wonderful culture of Japan to us.”

(参考訳)「私は日系人に感謝しています。彼らは遠いパラグアイまでわざわざ来てくれて、日本の素晴らしい文化を私たちにもたらしてくれたのです」

、、、私が移民で、こんなふうに迎えてもらったら感激で号泣しちゃいますね。

苦しい生活を抜け出したくて日本を飛び出し、遠い見知らぬ国、パラグアイに旅立った日本人。現地でも苦労したことと思います。そんなみなさんがこの言葉を聞いて、どんなにか救われることだろうと思いました。

新しい価値観

さて、この話は日本から海外に移住したケースですが、その逆を想像してほしいんです。海外から日本に移住したケースです。

例えば、韓国から日本に移住してきた人たち。在日コリアンだとか在日韓国人とも呼ばれる人々。
私たちは彼らに向かって「日本に来てくれてありがとう」と言うでしょうか。

また、フィリピンなどの東南アジアから移住してきた人たちに、「日本に来てくれてありがとう」と私たちは思っているでしょうか。

私たち日本人は、移住者に対して感謝するどころか、「なんで日本にいる?」「なんか危険そう」などの否定的な感情を抱いていないでしょうか。

そんなことを考えれば考えるほど、パラグアイの彼女の言葉の重みに感激し、新しい価値観に触れたことを実感しました。

パラグアイの彼女に心から感謝。

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